市長杯予選準々決勝 バターボールズ戦
DL入りが3人になって戦力ダウンが否めない中、3連覇に挑む最も重要な大会市長杯予選は、薄氷を踏
むような勝利になった。
先発は新戦力の大成、デビュー戦では1イニング4四死球など制球に課題があったが、この日は3四球の
み。3回までノーヒットピッチングと最高の立ち上がりだった。
先制は木村のバットから生まれた。3回裏二死から四球で出塁した中越を1塁に置いてセンターオーバー
の二塁打を放ち先制点。このヒットで通算245本、塁打数は372と伸ばし従来泰士が持っていたチーム記
録を塗り替えた。
絶好調で首位打者もキープしている木村、これで12試合連続ヒットも記録、後2試合で有木の持つ14試合
連続安打に追いつくのだ。これからは木村の打棒にも目が離せない。
足も衰えない。この回3盗を決めるとキャッチャーの悪送球を誘い生還。2点目を挙げた。
大成の出来ならこの2点で大丈夫かと思われたが、4回先頭二番に二塁打を打たれると、三番にライトサク
越えを打たれあっという間に同点、四番にも二塁打を打たれチャンスを広げられると八番にライト線に落とさ
れ逆転。九番にはワイルドピッチでまたも加点と思われたが、強く跳ね返ったボールは斎藤のミットに帰り本
塁で憤死。ツキがまだ残っていた。
ツキを生かすかのように連続四死球で1、2塁のチャンス、亮に送りバントのサインも送れず強行させるとレ
フト前に弾き満塁に広げる。押せ押せになると大成のショートゴロもジャッグルして同点、斎藤は三遊間を破
り逆転、まだまだチャンスが続いたが得点に生かせず差は1点のみ、余談を許さなかった。
不安は的中、5回先頭を四球で出すと、一番にライトオーバーを打たれ無死2、3塁。ここからは先ほど3連
続長打を喰らったニ、三、四番。同点、最悪逆転も覚悟したが、開き直ったのか大成は遊ゴロ、投飛、遊飛
と討ち取り無得点。6回も危なげなくスリーアウトを取り見事完投勝利。
R4年度市長杯予選準々決勝 2022年7月31日 天候:晴れ 場所:浪速公園球場 13:55プレイボール
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | ||
バターボールズ | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | |
スラッガーズ | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | X | 4 |
勝:潮 敗:大江 |
S: | 勝利打点:斎藤 |
回数 | 打者 | 安打 | 四球 | 三振 | 失点 | |
潮 | 6 | 26 | 5 | 3 | 3 | 3 |
打席 | 打数 | 安打 | 打点 | 得点 | 四球 | 三振 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | |||
中 | 中越 | .236 | 3 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 右直 | 死球 | 遊飛 | ||
遊 | 木村 | .377 | 3 | 3 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 一飛 | 中二 | 二飛 | ||
三 | 高橋 | .364 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 四球 | 投飛 | 四球 | ||
一 | 松田 | .341 | 3 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 中飛 | 四球 | 三ゴ | ||
左 | 安達 | .279 | 3 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 二ゴ | 死球 | 二ゴ | ||
二 | 高橋亮 | .200 | 3 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 投ゴ | 左安 | 三ゴ | ||
投 | 潮 | .250 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 三振 | 遊失 | |||
捕 | 斎藤 | .133 | 2 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 三振 | 左安 | |||
右 | 今井 | .083 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 一ゴ | 捕ゴ |
控え 良太、毛
二塁打 木村△盗塁 木村(3回三盗)